
そして、「自分が気まずく感じる」との回答も、日本が18.1%とトップだったと報告された。また、内閣府が3日に小中学生と保護者を対象とした「生活と意識に関する調査」の結果を発表した。その結果子どもの悩みの内容を「知らない」とした保護者はほぼ半数いた。また、平日の子どもとの接触時間が「ほとんどない」と答えた保護者は12.7%におよんだ。
同調査で進学や友人関係などで、何らかの悩みを抱える中学生は70.9%で「悩みは心配ない」の29.1%を大きく上回った。
日本の子ども達は世界で最も孤独な状態と言えるようです。
以上の結果を皆さんはどのようにお考えでしょうか?
小中高生のいじめや犯罪、自殺などが連日のように新聞やTVで報道されています。
その原因には複雑な要素が沢山ありますがその中で家族の会話や行動が一緒にできなくなった原因の1つに最近のメディアの異常な発達があると思います。そのことについて少し考えてみたいと思います。
メディアとはテレビやインターネット、ゲーム機、携帯電話、DVDなどです。子ども達は家庭の中でメディアと接触している時間が自然と長くなり、家族の会話も少なくなり日常生活に混乱が生じていないでしょうか?。・・・大人たちもそうですが!
子ども達は家庭の中で勉強部屋と称する囲いの中に閉じこもり、その中でメディアに接することが多くありませんか。インターネットの情報も子どもに見せたくない情報がいやおうなく入ってきます。
パソコンを子どもに与えることは、アダルト雑誌と暴力団との付き合いをはじめることと同じだと考えるべきではないでしょうか。メディアの異常な発達によって子どもも興味本意になり、自分自信でモノごとを考える時間も少なくなったといえます。?住まいの中で家族同士の会話も自然となくなり、今日本の子ども達は孤独な状態と言えるのではないでしょうか。
住まいは本来、家族の「心のよりどころ」となり、家族が一緒に楽しく会話することによって社会のしくみや価値観、倫理観も自然と養われ、家族の絆も自然と育まれていくものではないでしょうか。
そのためにも家族と一緒に子育ての家庭環境は如何にあるべかと考えなければいけない時代に入っています。子ども部屋の考え方、メディアと仲良く付き合う方法はどのようにすればよいか?~など~など。
前回のブログのなかで幼児期から家族が自然と集まる快適な空間を住まいの中心に設けることを提案しています。子供部屋を与える時期になっても自然とそこに家族が集まり、家族の会話を大切にする日常の生活習慣が大切と思っています。
今年の一月に「子どもとメディア」ついて広島で市民公開講座が開かれました。
幼児期におけるメディアの害についても後日報告いたします。
<<ひげじぃじ
http://www.chica-chico.jp
この記事へのコメント
たくみ
子ども達が美しさを感じる豊かな日本にしたいですね。
そして子ども達にとって美しさを誇れる日本に
美しさは心のありようでしょうね。
ひげじぃじ
日本の文化や自然はとても美しいですね。
子ども達がこの素晴らしい日本が好きになるように
大人たちの役割かも知れませんね。